日本への免税範囲を超えるドイツビールの持ち込みは可(´Д`) 肉類の密輸は検疫探知犬が許さぬ！

もいんです！
ドイツの特産物といったらビールとソーセージ！
でも日本に持ち込めなさそうで詰み気味。

ビールは可能です！
ソーセージは「ダメ。ゼッタイ。」なので諦めなさい。

お品書き

ドイツビールの免税範囲を超える持ち込み

ビビる必要は全くありませんでした。
税額もビールならそこまで高くなく、ちゃんと申告をすれば問題なく持ち込むことができます。

携帯品・別送品申告書

機内で必ず配られる携帯品・別送品申告書。
こちらにビール９本と凛として虚偽なく記入します。

免税範囲・課税率

ビール（酒類）の
免税範囲・課税率です

税額の計算方法

ビール500mlｘ9本で計算してみる

量	免税範囲	税額計算	税額
500ｘ９＝4500ml	760ｘ３＝2280ml	4500ー2280 ＝2220ml 2.22Lｘ200円＝444円	100円以下切捨 ∴税額400円

ビール500mlは4本まで無料！
税関手続きカウンターのすぐそばの銀行で支払います。
口頭での申告のみで、荷解く必要はありませんでした。

2021年4月16日現在の情報です。
財務省HP免税ページの『海外旅行者の免税範囲』に詳しい情報が載っています。

機内でビールが破損しないか

手荷物として持ち込むには、セキュリティ審査通過後に購入すれば可能です。
しかし、手荷物の液体の上限は100ml以内なので自宅からの持ち込みは不可能。
※国内LCCではアルコールの機内持込を禁止している航空会社もありますのでご注意！

預け荷物としてなら日本に持ち込めますが、破損しないよう梱包は抜かりなくがオヌヌメです！

気圧でビールの蓋が開いてしまうか

Nicht wirklich!!
現在の旅客航空機は貨物室にも与圧されているので、気圧についてはほとんど心配ありません

与圧（よあつ）とは、その地点で自然に加わる大気圧よりも、室内の気圧を高くすることである。
特に、気圧の低い場所で用いられる乗り物の内部の気圧を、外部よりも高くしておくことを指すことが多い。
水平飛行中の高度における機内気圧は約0.8気圧程度で、標高約2,000mと同じ環境です。（富士山5合目くらい）
出展：フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』, JAL『航空機内の環境について』

そういえば、富士山５合目の売店で瓶の地ビール売ってますよね。
標高3180mの北アルプス槍ヶ岳山荘にも缶ビール売ってますし。
なんなら機内で缶ビール提供してるじゃないですかｗｗｗ

そう考えれば気圧によって破損するとは思えない。
んん、凄く納得のいく説明ができた気分だo(`ω´)oｗ

衝撃によるビール瓶・缶の破損

Das ist möglich!!
特に缶は非常に薄いアルミでできているので梱包に注意が必要です。
Doppo式ビールの梱包をご覧ください。

一本ずつプチプチで巻いていく。
漏れた場合を考慮して隙間なくテーピングをしておく。

↓

ジップロックにも入れたらなお良し。

↓

既にもって行く予定のジャケットに包みますｗ
裾は枕カバーの要領で織り込みます。

↓

最後に100均で購入した圧縮袋に投入っ！

自分はできるだけ荷物を減らしたい派なので、持って行く予定のジャケットに包みますｗ

今回の輸送で破損は見つかりませんでした。
プチプチとジャケットでの梱包で衝撃が抑えられたと思います。

肉類（ソーセージやハム）の持込厳禁！

わかります。
ドイツに行ったのだからお土産にソーセージを持って帰りたいですよね。
でもちょまちょま。
ちょっとした出来心で持っていったとしても、検疫探知犬の導入によってほぼ不可能かつ法律の改正により没収のみならず罰金が課され、さらにパスポートに履歴が残ります。

海外から肉類を持ち込むときには、証明書が必要ですが、輸出国によっては証明書があっても持ち込むことができないことがあるそうです。

「ダメ。ゼッタイ。」なことには理由があります。
家畜伝染病の侵入を防ぐために良き旅人でいましょう。

動植物検疫探知犬

ボクが～荷物の横に～
おすわ～りし～たら～
ニ・ガ・サ・ナ・イの
サ～イン～♪

検疫探知犬は、肉製品や果物を発見することで鳥インフルエンザや口蹄疫といった家畜の伝染病やチチュウカイミバエといった農産物の害虫が日本へ侵入することを防ぐという重要な役割を担っています。
検疫探知犬では、ビーグルという狩猟犬が活動しています。
臭覚ハウンドという仲間に属するこの犬種はその名の通り、『臭覚』がとても優れていて、臭いを嗅ぐことが大好きです。
出展：農林水産省の検疫探知犬